『そして、干潟は残った インターネットとNPO』の目次

まえがき

第1章、藤前干潟は海だった
地図にない干潟
「藤前干潟」の名付け親

第2章、藤前干潟とインターネットの出会い 
 人気の会報『ダイシャクシギ』
 [wanet]へのデビュー
 インターネットで情報発信
 全国版メーリングリストにも登場
 生き物たちの代弁者
 確かなデータの裏付け 

第3章、マスメディアの藤前報道(1997年当時)
 新聞が伝えた「守る会」
 運動かボランティアか
 テレビ報道と市への質問状

第4章、情報公開と環境行政
 硬直した公聴会の進行
 紛糾シーンばかりが・・・
 オープンな話し合いを
 メディアへの提言
 公聴会での辻証言
 行政情報の公開は十分か

第5章、新聞と「守る会」 
 MLとマスメディアとの連携
 盛り上がる世論
 審査委員会の審査は公正か?
 自然破壊の償いは可能か
 地道なゴミ報道

第6章、本来のアセスメントを!「環境への影響は明らか」の意味
 全国区になった藤前
 実効性のあるアセスを
 情報を陽光のもとに
 活気づく地元メディア
 干潟に招く

第7章、干潟へのいざない(百聞一見百見一触) 
 諫早湾干潟との連係
 百聞一見百見一触

第8章、地元紙の批判から協働へ
 変化のきざし
 流れが変わった
 地元MLとの協働

第9章、環境庁と自治体 
 政党、行政への働きかけ
 環境庁との面談 
 埋め立て議案、市議会で可決

第10章、さまざまな専門家たちの協働
 異種運動体ネットの協働
 研究者の学際協働
 法曹専門家らとのコラボレーション

第11章 世代、国境を越えた連係
 子どもたちと共に考える
 世代を越えて
 海外との連係

第12章、世論はどこから 
 ファクス、手紙の洪水 
 住民投票請求署名
 公共公告のありかたをめぐって
 市のHPに殺到する意見
 環境庁と地元の攻防
 里山、海とつながる

第13章、藤前干潟と地元住民たち(もうひとつの協働)
 地元住民の陳述
 反対に立ち上がった住民組織

第14章、埋め立て断念 干潟保全へ
 すっきりとした初日の出
 MLにおける運動総括
 市長の英断
 情報公開と市民参加

第15章、メーリングリストと環境保全活動
 運動におけるメーリングリスト利用の総括
 [EForum]の場合
 [wanet]の場合 
 情報公開と市民参加 

第16章、開かれたコミュニケーション
 NPO/NGOの使命
 インターネットは万能か
 「神の手」に支えられて